ジュラコンのプラスチック加工を実施(大阪のお客様)

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制作データ

■加工の種類
マシニング加工(切削加工)
■材質
ジュラコン
■材質の特長
耐衝撃性、耐摩耗性
■使用用途
ワークホルダーR L
  
■業界
ベアリング関係の機械
■地域
大阪府富田林市
■製品サイズ
47.5mm×77mm×80mm
■数量
各2個

今回は、ジュラコンのプラスチック加工で製作したワークホルダーRLの事例をご紹介します。以前ご紹介したジュラコンの製品とは、少しカタチが違います。富田林市(大阪)のお客様よりご依頼をいただきました。

ジュラコンとは

ジュラコンとは、一般的にポリアセタールやアセタール樹脂と呼ばれる耐衝撃性や耐摩耗性に優れたプラスチックです。優れた機械的性質として、引張強さ、弾性、耐摩耗性が挙げられます。自己潤滑性があり、金属との摩擦係数が低く、ベアリングに使われることもあります。

また、寸法安定性に優れているため精密部品にも適しています。しかし、吸水性や吸湿性が少ないというデメリットもあります。燃えやすい樹脂のため注意する必要もあります。溶剤についても耐性を持ちますが、強酸には侵されます。耐侯性が低く、直射日光下に曝しておくと曇ってきます。

●ジュラコンの主な用途

各種歯車(DVD他)、自動車部品(燃料ポンプ他)、各種ファスナー・クリップ、軸受(ベアリング)、カム、しゅう動部材料、機械部品、射出成形品、シート、パイプ、雑貨など

ジュラコンを樹脂加工しワークホルダを製作

以前もご紹介したジュラコンのワークホルダーには、実はさまざまなカタチがあります。アールの部分など、若干異なる部分があるため、おなじワークホルダーのご依頼でも図面はその都度いただいています。LとRで1セットとなっており、47.5mm×77mm×80mmの製品を各2個ずつ製作しました。

加工の種類は、マシニング加工による切削加工です。納期は1ヵ月程いただき納品しました。

Tスロットカッターでプラスチックを加工

今回の加工は比較的簡単なほうなのですが、強いていうなら、真ん中のへこみ部分の加工には注意を払いました。写真では少しわかりにくいのですが、この製品は真ん中にへこみのある形状になっています。写真でいうと穴と穴の間あたりです。ここが上から加工できないため、TスロットカッターというTの字型の棒に円盤状の刃物がついた工具を使い、立てた状態で横からアールの加工を施しています。

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おそらくLとRを2つ組み合わせて使用されると思います。穴も、Lのほうはザグリというキャップボルトが入る形状になっており、Rのほうは裏からタップを立てています。

工程的には、いつも通りです。材料段取り→マシニング加工→検査→出荷の流れで行いました。→1つから製作可能。ジュラコンのプラスチック加工ならクリエイトにお任せ!