ベアリング関係の部品に使うMCナイロンをマシニング加工 大阪府

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制作データ

■加工の種類
マシニング加工
■材質
MCナイロン
■材質の特長
耐摩耗性、自己潤滑性、耐久性、高剛性、汎用性
■使用用途
バイス用ワーク受け
  
■業界
ベアリング関係の機械
■地域
大阪府堺市
■製品サイズ
10mm×47mm×202mm
■数量
2個

ベアリング関係の機械によく使用されるMCナイロン

MCナイロンというプラスチックは、ベアリング関係の機械の部品によく使われることがあります。今回のお客様の加工のご依頼も、MCナイロンを材質にした「バイス用ワーク受け」というベアリング関係の製品です。サイズは10mm×47mm×202mm。2週間の納期をいただき、加工させていただきました。

切削をマシニングで、ネジ部分をボール盤で加工

まず、お客様よりいただいた図面を確認し、加工の工程を決定します。今回は、加工のほぼすべてをマシニングで行いました。ただ、ネジ穴を4つ取り付ける部分があり、そこはボール盤を使用して加工しています。主な工程は、以下の通りになります。

  1. 板状のMCナイロンをマシニングで切削
  2. 真ん中のRの部分を切削
  3. ネジ部分の穴をマシニングであける
  4. ネジ部分にボール盤でタップを立てる
  5. ヘリサートを入れる
  6. 検査
  7. 出荷

マシニングの工具は、マシニングの機械についている既存の工具を使用しました。したがって、加工のプログラムデータを作成する際に、工具を入力しておけば自動で加工することが可能です。

具体的には、輪郭に10パイのエンドミル。厚みを削るために25パイのエンドミル。真ん中のRの部分に6パイのエンドミルを使用しています。今回の製品は、厚みが10mmなのですが、加工する際にはバイスの掴みしろを考慮するため15mmの板から切削し、調整しています。まず表面の外寸を切削し、ひっくり返してバイスで掴んでいた部分も削りとるひと手間を加えています。

ちなみにマシニングには、24種類の工具が付いています。10パイ、6パイ、5パイ、3パイ、2パイ、1パイなど様々なサイズがあります。小さな部分の加工になればなるほど、細いエンドミルを使用していきます。また、穴がたくさんある加工の際には、工具をエンドミルからドリルに交換して使用することもあります。

ネジ穴の部分には、ヘリサート挿入具を使用。ヘリサート挿入具の先にヘリサートを付け、ネジ穴にまわしながら挿入していく、という作業になります。

ヘリサートは、検査用のネジで入念にチェック

加工が完了すれば、入念に検査を行います。今回は、ヘリサートを入れていますので、ネジがきちんと入るかがポイントになります。検査用に常備してあるネジ、たとえばM8サイズのネジなら、そのネジを入れて正確にまわるかをチェックします。正常にネジがまわることを確認し、無事納品させていただきました。

MCナイロンのプラスチック加工・樹脂加工なら、ぜひクリエイトにお気軽にご相談ください。