様々な機械を用いるので、複雑なプラスチック加工も可能
プラスチック加工に、どのような機械が使われているかご存知ですか?
今回は、弊社がさまざまな部品・製品を加工する際に使用している機械をご紹介します。また、加工によっては手作業も必要になりますので、どんな加工に手作業しているのかということもお話しします。
切削加工①:小さな部品や製品にはマシニングで加工
切削加工によるプラスチック加工・樹脂加工をする際、比較的小さめの製品であればマシニングという機械を使います。マシニングの正式名称は、メーカーさんがつけている名前があると思いますが、マシニングという通称で呼んでいます。NCフライス、マシンニングセンター、立型マシニングセンターなど数多くの機械を保有しています。
切削加工②:大きめの製品はルーターで加工
切削加工のご依頼があれば、パネルなど大きめの製品にはルーターを使用します。ルーター加工とは、側面に刃のついたドリルのような円形のビットで、基板端面をなぞるように切る加工方法のことです。マシニング加工が材料をはさんでサイズの小さな製品の切削に向いているのに対して、ルーター加工は大きなサイズの製品を加工するのに向いています。
機械にプログラミングしたデータを送ることで、切削用の工具で自動的にプラスチック加工できるようになっています。この加工方法により、同じ形状のものを高い精度で大量に製作することも可能です。
接着加工:プラスチック・樹脂専用の接着剤で手作業
接着加工は手作業で行います。専用の接着剤を注射器の中へ入れて、板の隙間に流し込んだりして使用します。接着する機械というのは、おそらくないのではないでしょうか。このような製缶仕事となると、どうしても手作業になると思います。
溶接加工:主に塩化ビニールを手作業で溶接
溶接加工も、弊社では手作業で行っています。溶接するプラスチック加工は、接着と同じくあまり加工技術としては有名なものではありません。しかし、決して欠くことのできない技術です。機械で加工するにはどうしても限界が出てくることもあり、手作業が必要になるケースがあります。
溶接加工は、用途に応じて使用する技術。多くの製品が接着加工のみで完成しますが、もっと強固に接着させたいという加工品や、気密性を高めたいという加工品もあります。そういった加工品については溶接加工を施しています。
現在、弊社で対応している素材は基本的に塩化ビニールとなっています。そのほかにもエンプラ・スーパーエンプラ素材にも対応しています。
このように弊社は、プラスチック加工に関しては、保有するさまざまな機械や、機械で加工できないところは手作業で対応することで、あらゆる加工ができるようになっています。複雑で難しいプラスチック加工が必要な製品も製作が可能ですので、お気軽にご相談ください。→1つから製作可能なプラスチック加工・樹脂加工ならクリエイトにお任せ!